激しくも美しい “ ホームカミング ” とは、17年ぶりの3人のリユニオン!
An intense and beautiful “homecoming” is a reunion of three people after 17 years!
Gateway / Hpmecoming / 1995
Guitar – John Abercrombie
Bass – Dave Holland
Drums – Jack DeJohnette
Producer – Manfred Eicher
Composed By – Dave Holland (Tracks: 1, 3, 6, 7), Jack DeJohnette (Tracks: 8, 9), John Abercrombie (Tracks: 2, 4, 5)
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Dramatic / ドラマチック度 ☆
Elegance / エレガント度 ☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆
Aesthetic / 美しい〜度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆
≪レジャンダリー・シリーズ≫ ベーシスト、デイヴ・ホランドの5回目。
今日は、1995年のゲートウェイの “ ホームカミング ” 。
ゲートウェイとは、ギターのジョン・アバークロンビー、ベースのデイヴ・ホランド、そしてドラムのジャック・ディジョネットのトリオ名だ。
1975年に、この3人でリリースしたアルバム・タイトルが “ ゲートウェイ ” だった。
つまり、 “ ホームカミング ” は、再会というか、再開というか、リユニオン。
3人の結びつきは、それほど堅固なものだということだろう。
この3人がやるんだから、もちろんカッコいい。
哀愁ただよう曲から、サンバ、カリプソ、ファンク、変拍子、なんでもござれ。
自由なインタープレイ、緊張と弛緩、強烈なグルーヴ。
透明な美しさの中に浮かんでは消えるファンクネス。
これがECMですか ?!と驚くような、
けっこうハードめな内容で、申し分なく楽しめる。
ECM代表のアイヒャーとの絶大なる信頼関係があってのなせる技か。
この時、同時録音で、かなりフリーな内容の “ In The Moment ” というアルバムも翌年には、リリースされている。
2000年代以降、ついぞこのメンツでの録音が実現しなかったのは、じつに残念。