お知らせ、そのほか

Joe Henderson / Porgy & Bess / 1997
ジョー・ヘンダーソン / ポギー & ベス / No.4055
Legendary Series / Dave Holland
デイヴ・ホランド / No.009

凄いメンツで、遊びすぎなジョー・ヘンの “ポギー & ベス”!
A terrific member of the group, Joe Henderson’s “Pogie & Beth” who plays too much.

Porgy & Bess/Joe Henderson / 1997

Tenor Saxophone – Joe Henderson (Tracks: 2 to 11)
Bass – Dave Holland (Tracks: 1, 2, 4, 5, 7 to 11)
Drums – Jack DeJohnette (Tracks: 1, 2, 4, 5, 7 to 11)
Electric Guitar – John Scofield (Tracks: 1, 2, 4, 5, 7, 9, 10, 11)
Piano – Tommy Flanagan (Tracks: 1, 2, 4 to 8, 10, 11)
Trombone – Conrad Herwig (Tracks: 1 to 5, 7, 9, 10, 11)
Vibraphone – Stefon Harris (Tracks: 1 to 5, 7, 9, 10, 11)
Vocals – Chaka Khan (Tracks: 2), Sting (Tracks: 7)
Arranged By – Conrad Herwig (Tracks: 5), Joe Henderson (Tracks: 1 to 4, 6 to 11), Kevin Hays (Tracks: 4)
Producer – Joe Henderson
++++++++++++++++++++++++++++++++++
Degree of
Elegance / エレガント度 ☆☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Romantic / ロマンティック度 ☆☆
Sentimental / センチメンタル度 ☆☆
Melancholy / メランコリー度 ☆☆
Bluse feeling / ブルース度 ☆☆☆
Funky / ファンク度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆

Legendary Series ≪デイヴ・ホランドの巻≫ 、
きょうのアルバムは、ジョー・ヘンダーソンの “ ポギー & ベス ” 、1997年リリース。

これね、なかなかご機嫌なアルバム。
タイトルからミュージカルの先駆的な存在ガーシュイン作のオペラ「Porgy&Bess」集だということは、まあ分かる。

これが凄いメンツで、遊んでる ?!

ジョー・ヘンダーソンのサックスに、
ベース&ドラムがデイブ・ホランド&ジャック・ディジョネット。
ギターがジョン・スコフィールドで、ピアノはトミー・フラナガン。
ヴィブラフォンのステフォン・ハリスに、トロンボーンがコンラッド・ハーウィッグ。

さらに、2曲のヴォーカル・ナンバーには、
なんとチャカ・カーンとスティングという奢りっぷりだ。

全体通して軽快な大人のジャズという雰囲気で、シリアスさはない。
全員が余裕ぶっこいてる。

そして大人のジャズと言うには、音数は多すぎる。
とくに、ジャック・ディジョネット。
まあ、ホランド&ディジョネット鉄板コンビだから間違いなく気持ちいい。

そこに、ジョンスコが「そんな音で被せますか!」な音色だったり、
拠れたブルージーだったり、はたまたアコースティック・ギターで、
意表を突いてくる。

ステフォン・ハリスのヴァイブが現代的で、
そして、どこまでもジョー・ヘンは、余裕で渋いのだ。

とにかく、みんなが楽しそう。
“ ポギー & ベス ” で予測したサウンドではないかも知れないけど、
大人達が遊んでる様が、じつに心地いい。

これだけのメンツだから、当然と言えるかもだけど、
思わず、めっけた!感ある1枚、聴く価値は大だ。

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