Piano Trio

Michel Petrucciani / Marvellous / 1994
ミシェル・ペトルチアーニ / マーヴェラス / No.4061
Legendary Series / Dave Holland
デイヴ・ホランド / No.010

トニー・ウィリアムス&デイヴ・ホランドという弩級のリズム隊でペトルチアーニが弾きまくる、まさに“マーヴェラス”な作品!
Petrucciani plays with a super-dreadnought rhythm section of Tony Williams and Dave Holland, a truly “Marvelous” work!

Legendary Series ≪デイヴ・ホランドの巻≫ 、
凄いアルバムを失念してた。年代が前後して申し訳ない。
きょうのアルバムは、ピアニスト ミシェル・ペトルチアーニの “ マーヴェラス ” 、1994年リリース。

なんてったって、このアルバム、
ドラムがトニー・ウィリアムスで、ベースがデイヴ・ホランドという組みあわせ。
なんとマイルスの “ イン・ア・サイレント・ウェイ ” コンビ。
そのピアノ・トリオにストリングスの四重奏が加わっているという豪華さ。

まさしく “ マーヴェラス ” とは、このことだ。
残念なことにトニー・ウィリアムスは1997年に51歳で、
そして、ペトルチアーニは、1999年に36歳で亡くなっている。
そういう意味でも、よくぞ残してくれたと言うべき奇跡的な1枚。

母国フランスに帰国したミシェル・ペトルチアーニが、新たなスタートを切ったその第1弾、みなぎるやる気が伝わってくる。

弦楽四重奏の奏でるエレガンスと、怒濤のリズム・セクション。
その絶妙なバランスのエッジ上を疾走するペトルチアーニのピアノ、すばらしい。
思わずカラダが動き出す天才達の共演にして名盤。

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