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Diego Barber / One Minute Later / 2017
ディエゴ・バーバー / ワン・ミニット・レイター / No.4118

ごちそうさま、バーバー!色んな意味で故郷スペインへの愛あふれる1枚。
That’s nice, Barber! In many ways, this is a piece full of love for his hometown Spain.

Diego Barber / One Minute Later / 2017

Guitar, Written-By, Producer – Diego Barber
Marimba, Percussion – Alejandro Coello Calvo
Bass – Ben Williams
Drums – Eric Harland
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Romantic / ロマンティック度 ☆☆
Sentimental / センチメンタル度 ☆☆☆
Spanish flavor / スパニッシュ度 ☆☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆

さて、きょうもギタリスト繋がりでいってみよう。

ディエゴ・バーバーは、イスラエルではなく
スペイン、カナリア諸島出身でNYで活躍するギタリスト。

メンバーが、同じくスペインの天才打楽器奏者アレハンドロ・コエロ・カルボと
ベースが、ベン・ウィリアムズ。
そしてドラムはエリック・ハーランドという凄い布陣だ。

いきなりカルボのマリンバの重厚な響きから始まってヒットの予感。
ディエゴ・バーバーは、弾きまくるというより(弾きまくってるけど)楽曲重視のようだ。
カッコいい。

マリンバとガット・ギターの相性がバッチリだし、
ガット・ギター自体もパーカッシヴな使い方。
おまけにマリンバだって打楽器だから、
メンバー4人が、リズム楽器でもあるわけで、
そこら辺のウネリというか絡みが堪らない。

ウィリアムズとハーランドは申し分なく、
2人が、バーバーに無い部分を絶妙に埋めていく鉄壁さだ。

2曲目 “ Atlas ” 、4曲目 “ Mulhacen ” 、5曲目 “ Trevenque ” とも、
スペインの山の名前なんだそう。あ、7曲目 “ Veleta’s Peak ” もそうだ。
(どんだけ山好きやねん、バーバー)

おまけに “ Trevenque ”は、スペインのカサグランデ通りのバーバーのガールフレンドの家から見えるんだとか。そして6曲目 “ Big House ” は、その彼女の家のこと。
ラストナンバー “ Elvira Maria ” とは、そのガールフレンドの名前。
“彼女に捧げたソロ・バラード。

ん〜ごちそうさま、バーバー!
色んな意味で故郷スペインへの愛あふれる1枚。



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