なんと「ホーム・アローン」の泥棒が歌ってる名盤!
What a great record with the thief from “Home Alone” singing!
Joey DeFransesco Fearturing Joe Doggs / Falling In Love Again/ 2003
Organ – Joey DeFrancesco
Vocals – Joe Doggs
Guitar, Soloist – Pat Martino (Tracks: 1, 3, 5, 9)
Rhythm Guitar – Kevin Eubanks (Tracks: 1, 4, 5, 9), Ron Escheté (Tracks: 2, 4, 7, 8, 10, 11)
Trumpet – Elijah Davis (Tracks: 4, 6, 7, 11)
Tenor Saxophone – Ralph Moore(Tracks: 9), Red Holloway
Drums – Byron “Wookie” Landham (Tracks: 1, 4, 5, 7, 9, 11), Jeff “Hammer” Hamilton (Tracks: 2, 3, 6, 8, 10)
Congas – Ramon Banda (Tracks: 2, 5, 8)
≪ レジェンダリー・シリーズ ≫ パット・マルティーノの巻、
No.010は前回同様マルティーノ参加のジョーイ・デフランセスコのアルバム 。
タイトルから分かるようにデフランセスコがヴォーカリスト ジョー・ドッグスをフィーチャーしてつくったアルバム。
ジョー・ドッグスは、Spotifyで調べても、この1枚しか出てこない。
Discogs.comによるとJoe Doggsは、アカデミー俳優Joe Pesciのステージ・ネームとなっている。
おっオ〜!驚きだ。
wikiによれば、ペシはゴルファーとしてプロツアーに参戦したり、アメリカ競馬での優勝馬の馬主であったり、「シェリー」で有名なフォー・シーズンズのメンバーボブ・ゴーディオを、紹介してバンドに加入させたりという逸話の持ち主らしい、凄っ。
このドッグスがじつにブルージーでいい味出してるアルバムだけど、
マルティーノのギター(4曲弾いている)が相性いいのかというと、正直疑問は残る。
ヴォーカル曲だろうと何だろうと、いつものマルティーノ節だ。
テンポアップした曲になると、途端に水を得た魚のようなピッキングを披露して、
聴いてるこっちがヒヤヒヤしてしまう。
まあ、こんなアルバムもありますよ、ということで。
おもしろいし、なんといってもジョー・ドッグスのヴォーカルが見事で聴き応えがあるんで取り上げた。
きょうは、マルティーノ主役じゃないけど許して。