テルアビブのピアニスト、アミール・セイベルトのジャンルレス、ボーダレスな宇宙サウンド。
The genreless, borderless cosmic sound of Tel Aviv pianist Amir Seibert.
Amir Seibert / Infinity / 2018
Piano, Fender Rhodes, Synths, Glockenspiel, Hand-Claps, Voice, Percussion – Amir Seibert
Voice – Areni Agbabian, Jo Lawry, Inbar Livne Bar-On
Alto Saxophone, Oboe, Bass Clarinet – Remy Le Boeuf
Drums – Nate Wood
Voice, Fender Rhodes – Tomer Bar
Trombone – Ariel Leykin
きょうもレミー・ル・ブフ参加アルバムで、テルアビブのピアニスト、アミール・セイベルトの1枚。
アミール・セイベルトは、ピアノからシンセ、ローズ、その他様々な鍵盤を弾きこなす作曲家。アルバムにはブフのほか、ドラマーのネイト・ウッドが参加している。
タイトル、あるいはジャケット・デザインまんまね表現で恐縮だけど宇宙的というか、
透明感と拡がりのあるハーモニーに美しいヴォイスが重ねられた幻想的なサウンドが特長だ。
ブフのアルバムや、参加アルバムをたどっていくと、
こういったジャンルレスな音楽、クラシック、ジャズ、ワールド、ポピュラー・ミュージックのミクスチャーなものがザクザク出てくる。
グラミーにもジャズ部門にコンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム賞というのがあるけど、今後もこのジャンルレスな “コンテンポラリー・ミュージック” は、ますます拡がりをみせるに違いない。
また、ジャンルレスということはボーダレス、国境レスにも繋がってゆく。
まさしくインターネットがもたらす新たな音楽環境、すばらしい。
