アフリカ発テクノ・ミュージック、サウンドもモジュールもアフリカ産!
Techno music from Africa. Sounds and modules are from Africa!
Afrorack / The Afrorack / 2022年
アフロラック / ジ・アフロラック
Synthesizer, Electronics, Producer – Brian Bamanya
時代やジャンルを超えて、リラックスをテーマに週末コンフォート。
たまには、テクノでもいかが。
このアルバム、“Afrorack” とは、↓ こういうことだ。
Brian Bamanyaは、アフリカ初のDIYモジュラーシンセサイザーの製作に携わり、自作のモジュールとFXユニットを巨大な壁にして、その名も「Afrorack」と名付けた。彼がこの困難なプロジェクトに着手した理由は単純で、モジュラーシンセサイザーの世界を調査し始めたとき、ウガンダでその技術を手に入れるのは困難であることに気づいたからです。アフリカ全土で販売店が比較的少ないだけでなく、モジュールが法外に高価であることが多かったのです。Bamanyaはネットで検索した後、回路図を簡単にダウンロードでき、必要な部品を現地で購入できることに気づき、独学で電子回路を学び、CV制御のシステムを構築し、以来、進化を続けています。
‘The Afrorack’ はBamanyaのデビューアルバムで、このプロデューサーの自由な創造性と落ち着きのないエネルギーが表現されています。彼は、これらのモジュールがヨーロッパとアメリカの音楽スタイルを念頭に置いて開発されたことを十分承知しており、システムを自分のニーズに合うように説得するために、独自の音楽的方法論と言語を開発しました。彼の出発点はしばしばアシッドやテクノの抽象的なものですが、Bamanyaは東アフリカのリズムと異なるスケールをこれらの見慣れた構造に組み込み、それらをフラクタルな破片に分割しています。「アフリカには独自の伝統音楽があるため、人々が手に入れられなかった新しいツールを手に入れ、それを異なる文脈で実験しているその地点に、アフリカはいると思う」と、彼は2019年にPan African Musicに語っている。
( OUT OUT さんより抜粋、ぜひこちらをご参照あれ。あと、こちらもじつにおもしろい )
いいですね。
デトロイトでも、シカゴでもベルリンでもなく、アフリカ発!
DAW三昧という夢も絶ちがたいし、自作モジュールとか色々とそそられる。
Afrorackを流しながら、そんなことを夢想する休日。
みなさま、よき週末を。