デビューから2枚目で、トップ・シーンに躍り出たヴィブラフォニスト、サーシャ・ベルリナー!
Vibraphonist Sasha Berliner has risen to the top of the scene in only his second album since his debut!
Sasha Berliner / Onyx / 2022年
サーシャ・ベルリナー / オニキス
Viberaphone – Sasha Berliner
Drums – Marcus Gilmore
Double bass, Electric bass – Burniss Travis II
Piano, Fender Rhodes – James Francies
Guests :
Alto saxophone – Jaleel Shaw
Analog synths – Julius Rodriguez
Vocal – Thana Alexa
昨日のサイモン・ムリエに引き続いてヴィブラフォン繋がりで、
本日はこのヒト、サーシャ・ベルリナー。
これね、もうメッチャ大好きなアルバムなんだけど、
2022年7月リリースだというのに昨年は、ノーマークだった(なぜだ!)。
メンバーは、
ピアノが、ジェームズ・フランシーズ、
ドラマーが、マーカス・ギルモア、
ベースは、バーニス・トラヴィスという、もう第1級揃い。
ゲストで、アルトサックスのジャリール・ショウに、
シンセで、ジュリアス・ロドリゲス、
ボーカルで、タナ・アレクサとピカイチ揃いと胸躍る。
そして、その予想は1ミリも裏切られない。
というか、それを軽々と越えてくる。
のっけからギルモアのドラミングにシビれるし、
ジェームズのピアノ、トラヴィスのベースと、
ベルリナーのヴァイブが織りなすグルーヴにやられっぱなし。
このメンツで、悪くなりようがないと言えばそれまでだけど、
彼らをまとめ上げるベルリナーの楽曲とテクニックには舌を巻く。
現代ジャズを語るには、必聴のアルバムにして、
必須のヴィブラフォン・プレーヤー・ニューカマー、サーシャ・ベルリナー。
このアルバムは、是非ともアナログで手に入れたい1枚だ。