ヒートアップするイタリア公演が追体験できる名盤!
This is a masterpiece that allows you to relive the heated-up Italian performances!
John Patitucci Trio / Live in Italy / 2023年
ジョン・パティトウッチ・トリオ / ライヴ・イン・イタリー
Acoustic Bass, Electric Bass – John Patitucci
Drums – Brian Blade
Tenor Saxophone, Soprano Saxophone – Chris Potter
さて本日も、現代ジャズドラマー列伝 ≪ ブライアン・ブレイドの巻 ≫ 第16弾。
本年度リリース、押しも押されもしない最高峰のベーシスト、ジョン・パティトウッチのアルバム 。
タイトルで分かる通り、
ドラマー、ブライアン・ブレイドと
サックス奏者、クリス・ポッターとのトリオでの演奏、ライブ盤。
場数もテクニックも音楽的引き出しも豊富すぎる現代ジャズ最高峰の3人によるトリオ演奏だもん、悪いワケがない。
またメインパーソナルが、パティトウッチということもあるだろうけど、
ベースのサウンドがぐっとまえに出ていて、
実に3人の音が明瞭なバランスで演りあってて聴きやすい。
各自の見せ場、インタープレイも申し分ないし、
ポッターは、ソプラノとテナーの使い分けで、
パティトウッチは、アコースティックとエレベの使い分けで、
まったく聴衆を飽きさせることがない。
何より3人が楽しんでる様が伝わってきて、こちらまでハッピー。
その名前からイタリア系の家系であろうパティトウッチだけど、
凱旋的な思い入れも強いのかな。
ヒートアップするイタリア公演が、追体験できる名盤だ。