Saxophon player's albums

Jure Pukl / Broken Circles / 2020年
ユーレ・プカル / ブロークン・サークルズ

スロベニア出身のサックス奏者ユーレ・プカルの魅力的なクインテット、コンテンポラリーのガチなインタープレイが楽しめる名盤!
This is a masterpiece of serious contemporary interplay from Slovenian saxophonist Jure Pukl’s charming quintet!

Jure Pukl / Broken Circles / 2020年
ユーレ・プカル / ブロークン・サークルズ

Soprano Saxophone, Tenor Saxophone, Bass Clarinet – Jure Pukl
Vibraphone – Joel Ross
Bass – Matt Brewer
Drums, Kalimba – Kweku Sumbry
Guitar – Charles Altura

きょうは、きのう紹介したノーム・ウィーゼンバーグ「ネオノーマディック」で好演してたギタリストのチャールズ・アルトゥーラの参加アルバムから。

2020年リリース、スロベニア出身のサックス奏者ユーレ・プカルのアルバム。

ユーレ・プカルは、1977年生まれ。
ウィーンの大学とハーグ音楽院でクラシックとジャズのサクソフォンを学び、バークリー音楽院に入学し、ジョー・ロヴァーノやジョージ・ギャルソンのもとで研鑽を積み、グラーツ音楽アカデミーで修士号を取得したというベテランだ。

メンバーは、ギターにチャールズ・アルトゥーラ。
ヴィブラフォンのジュエル・ロス。
ベースが、マット・ブルーワー。
ドラムが、クウェク・サンブリー。
そして、サックスのプカルは、ソプラノ、テナー、バスクラを操る。

さて、このアルバム。
いきなりコンテンポラリーな曲調。
先鋭的なリズムにサックス、ギター、ヴァイブがテーマをリードする。
巧みなリード陣のアドリブ合戦とインタープレイにしびれる。
2曲目のタイトル曲も、これまたかっこいい。

全体を通してブルーワーの巧みで安定したベースラインが支え、
サンブリーが自由にリズムを刻む。
ジュエル・ロスののびのびしたプレイは、リズムに新たなレイヤーを加えたり、ハーモニーに厚みを増したりと心地よい。
そして、アルトゥーラも弾きまくりだし、リード陣三者三様のソロも見ものだ。

ユーレ・プカルの魅力的なクインテット、コンテンポラリーのガチなインタープレイが楽しめる名盤。

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