うだるような暑さの毎日に北欧の冬を届けよう / 週末クワイエット
毎日暑いですね。
本日の週末クワイエットは、北欧ノルウェーのジャズ・チューバ奏者ダニエル・ハシュケダルの7枚目のアルバム、そのタイトルも “ Call for Winter ” 。
最近ジャズの世界では、チューバ奏者に注目が集まっている。
でも、大体は強烈なアフロ・ビートで低音砲を熱くかますシャバカ一派のテノン・クロスに代表されるスタイル。あるいは、ビッグバンドの形をとるニューオリンズ・スタイルのルーツ・サウンド系がほとんどだと思う。
それはそれでいいのだが、なんせ聴いただけで熱い暑い。
そんな時節に見つけた、めずらしい北欧のチューバ奏者ダニエル・ハシュケダル。
さすが、クラシック音楽の強い土地柄だけに、チューバ・サウンドも180度違っておもしろい。
しかも、彼はチューバだけでなく、バス・トランペットも吹きこなし、すべて1人でレコーディングしている。凄っ !!!
ソー・クール!
ソー・ビューティフル!
ソー・クワイエット!(意味不明)
これまで聴いてきた熱いチューバサウンドとは全く違うけど、
かといって、人間味が薄いわけではない。
むしろ、白い吐息が見えそうな人間味溢れるサウンド。
これまで聴いたことなかった新たなチューバの魅力に驚くこと請け合い。
週末、火照ったカラダをこれでクールダウン。
Degree of
Advance / アドバンス度 ☆☆
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆
Fantastic / ファンタジック度 ☆☆☆
Dreamy / ドリーミー度 ☆☆☆
Visual / 映像度 ☆☆☆
Ambient / アンビエント度 ☆☆☆
Chill out / チルアウト度 ☆☆☆
Individual Style / 個性的なスタイル ☆☆☆
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Tuba, Bass Trumpet – Daniel Herskedal
Daniel Herskedal ‘Call for Winter’ Official Trailer
Daniel Herskedal ‘Time of Water’ from the album ‘Call for Winter’