Tigran Hamasyan / A Fable / 2011年
ティグラン・ハマシアン / ア・フェイブル / No,2230
さて、きょうはアルメニアの鬼才ピアニスト、ティグラン・ハマシアン。
すでにティグランの作品についてはいくつか紹介してきた。
ただ、このアルバムについてはオイラのサブスクでは聴けなかったアルバム。
ひさびさ検索かけると聴けるようになっているではないか、ラッキー!
この “ シザーハンズ ” みたいな雰囲気のティグラン聴きたかったよ。
ということでこのアルバム、ピアノ・ソロ、一部ヴォーカル(本人)あり。
ティグラン・ハマシアン・ワールド全開。
ロマンティックで、イノセントで、リリカルで、セツナ度高し。
いわゆる美メロと呼ばれるピアノ、キラキラ系とは全然違うが、ロマンティックもリリカル度もティグランは別格。
その純度の高さ、激しさ、驚くべきフレージング、アルメニア度(?)の高さが胸を突く。そして、こんなに拠れてダークな “ いつか王子様が ” も初めて聴いた。
それから “ What The Waves Brought ” に憶える既視感じゃなく既聴感は、いったい何だろう。なんか映画に使われてたっけ ?! それともオイラの勝手脳か、それほどの映像的な作品でもある。
それにしても素敵なジャケ写。
2011年のティグランは、かくもカッコよかった(スマン)。
Degree of
Aesthetic / 美しい〜度 ☆☆☆
Dreamy / ドリーミー度 ☆☆☆
Romantic / ロマンティック度 ☆☆☆
Wistful / 哀愁度 ☆☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆☆
Innocent / イノセント度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆
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Piano, Vocals – Tigran Hamasyan
Tigran Hamasyan – Rain Shadow
Tigran Hamasyan – Rain Shadow/What The Waves Brought [La Roque d’Antheron 2011]