Ari Hoenig Trio / Conner’s Days / 2019年
アリ・ホーニグ・トリオ / コナーズ・デイズ / No,2202
2週くらい前に紹介したニタイ・ハーシュコヴィッツの参加、ドラマーのアリ・ホーニグ・トリオのアルバム紹介を忘れてた。
もちろんドラムがアリ・ホーニグで、ニタイ・ハーシュコヴィッツがピアノ、ベースがオル・バレケットというトリオ。ドラマーがリーダーのピアノ・トリオ。
アリ・ホーニグは、いつだって楽しいドラミングをする人だけど、これはリーダーとして、シンプルなトリオでのリズム&楽曲のおもしろさを追求(つまりジャズ)したかのような変態度高めなアルバム。
空間を埋めるのは圧倒的にドラムの音で、かといって野放図ではなく、鋭い反応、流れを意識した展開と、トリッキーなおもしろさに溢れてる。
どこまでもマイペースなニタイのピアノも魅力だし、アリ・ホーニグが相棒として選んだのが、若きイスラエルの2人だったという点も興味深い。
12曲中、6曲がアリ作、カヴァーが5曲、1曲が3人の共作となってる。
初心者向きな音楽ではないかもだけど、3人の絡み、特にアリのドラミングとニタイのピアノの音を追い続けるのは至福の時間。
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆
Deviant / 変態度 ☆☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ★★★
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Drums, Producer – Ari Hoenig
Bass – Or Bareket
Piano – Nitai Hershkovits
Ari Hoenig Trio – TLV – Anymore (3) דורון גיאת
- アーティスト:Ari, Hoenig Trio
- 発売日: 2019/07/19
- メディア: CD