Harold López Nussa / Un Día Cualquiera / 2018年
アロルド・ロペス・ヌッサ / ウン・ディア・クアルキエラ / No,2198
きょうは、昨日紹介イブラヒム・マーロフ “ S3NS ” にゲスト出演していた3人のキューバ人ピアニストのうちリーダー作をまだ未紹介のアロルド・ロペス・ヌッサを。
アロルド・ロペス・ヌッサは、キューバの重鎮ピアニスト、エルナン・ロペス・ヌッサを叔父に持ち、2005年モントルー・ジャズ・ソロ・ピアノ・コンペティションで優勝、一躍知名度を上げたヒト。
1曲目から度肝を抜くテクニックに圧倒される。そうキューバは音楽におけるスーパー・ハイ・テクニック王国。その中でノしてゆくには、これくらいは朝飯前だ。
このアルバムはトリオでの演奏だけど、ピアノトリオのインタープレイを楽しむと言うよりも、たった3人でのオルケスタを楽しむといった風情。
ピアノも凄いがベースとドラムも凄い、まさに渾身。
もう、怒濤のテクニック、迫力、カタルシス、スペクタクル、そして哀愁。
1曲終えるごとに、ヒュー!と口笛を吹きたくなる感じだ。
ジャケットは、荒れた海越しに見えるハバナの街だろうか、
降りそそぐ光が何とも、羨ましく見える。
Degree of
Thrilling Sounds / スリリング度☆☆☆
Wistful / 哀愁度 ☆☆
Dramatic / ドラマチック度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆
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Piano – Harold López Nussa
Bass – Gastón Joya
Drums, Percussion – Ruy Adrian López Nussa
Harold López-Nussa – Hialeah
Una Tarde Cualquiera- Harold López Nussa Video-Clip Oficial
ウン・ディア・クァルキエーラ ~ いつもどおりの日 (Un Dia Cualquiera / Harold Lopez-Nussa) [CD] [輸入盤] [日本語帯・解説付]
- アーティスト:アロルド・ロペス・ヌッサ
- 発売日: 2018/07/07
- メディア: CD