Theo Hill / Reality Check / 2020年
テオ・ヒル / リアリティ・チェック / No,2176
ピアニスト、テオ・ヒルの最新盤!これには驚いた。
今度は、トリオではなくカルテット。
なんと今をときめく天才ヴィブラフォン奏者ジョエル・ロスをフューチャーしている。
オイラの大好きな人(↓ こちらもどうぞ)。
いままでの心地よさ、パワフルさにさらに鮮やかな色彩とリズムが加わった。
ピアノとヴィブラフォンのソロの配分も同じくらい。
いや、テーマとかでは圧倒的にヴィブラフォンが目立ってるし、あえてリーダーであるテオの編曲がそういった組み立てをしているようだ。
めっちゃカッコいいし、聴いてて胸が高鳴る。
いや〜こんな一枚に出会えるよろこびってジャズ好き冥利に尽きる。
10曲中7曲がオリジナル、あとデビッド・バークマン、マルグリュー・ミラー、スティービー・ワンダー。
ジョエル・ロスを大きくフューチャーしたテオの力量も見事だし、12分にそれに応えてるジョエルも素晴らしい。テオのピアノも触発されてさらに輝いてるし、ラサーン・カーターのベースも新鮮、そして若きホイットフィールドのドラミングが堪らない。
新時代のジャズを代表する一枚と言っても過言でないし、
オイラ的2020年の10枚には、さっそく候補としてこれを入れよう。
ついでにアルバムジャケットも、クールだぜ!
Degree of
Advance / アドバンス度 ☆☆
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度☆☆☆
Ensemble / アンサンブル度☆☆☆
Stylish / スタイリッシュ度 ☆☆
Individual Style / 個性的なスタイル ☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
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Piano, Electric piano, synthesizer – Theo Hill
Vibraphone – Joel Ross
Bass – Rashaan Carter
Drums – Mark Whitfield Jr.
Theo Hill – Reality Check (Posi-Tone)
- アーティスト:Theo Hill
- 発売日: 2020/01/31
- メディア: CD