Ganavya / Aikyam: Onnu / 2018年
ガナーヴィヤ / ミ・ムンド / No,2106
きょうも女性ボーカル。
キューバの次はインド。すごいよ、これも。
彼女は、
演劇と心理学の学位(FIU)、現代パフォーマンスの学位(バークリー音楽大学)、民族音楽学の学位(UCLA)を取得。バークリー音楽大学では初のポストグラデュエート・フェローシップを受賞し、「Sounds of Indian Music」というコースを構築し、同名のテキストを出版した。
な人らしい。
結構前に紹介した、このアルバムにも参加している。
こんなにもインド伝統の歌唱法がジャズと溶け合うなんて誰が考えただろう。
唯一無二とはこのことだろう、タミル語と英語の両方で歌われる彼女のジャズ。
オイラには意味もわからないけど、心を打つ。
アジア人に流れる “ 小節(こぶし) ” のDNAがそうさせるのか。
好みは分かれるかもだけど、アジア人としてとにかく一聴の価値あり。
オイラはかなり好き、すばらしい。
ミュージシャンとして誰もが向かう課題、“ 自分のアイデンティティあるいはルーツを探求することこそが、自分のジャズを確立すること ” という事実。
ほんと、“ 日本人は何をやればいいのか ” 問題を考えて頭を抱えてしまう。
Vocals – Ganavya
Piano – Albert Sanz
Drums, percussion – Borja Barrueta, Michael Olivera
Percussion – Bandolero
Bass, producer – Pablo Martín Caminero
Saxophone – Perico Sambeat
Nithākam (Unplugged Live): Dedication to Prashant Bhargava
Alfredo Rodriguez Trio feat. Ganavya “Tocororo”