Bill Evans / Everybody Digs Bill Evans / 1958年
ビル・エヴァンス / No,2054
なんだかんだでビル・エヴァンス、週末クワイエットの出塁率高し。
自分でも意外だ。
ビル・エヴァンス、1958年のリーダー第2作。
1958年といえば、短期間在籍したマイルス・バンドを離れた年。
ジャケットはビル・エヴァンへの推薦文とサインをそのままデザインしたというレコード史上でもまれな作品。ゴールドに白抜き、赤と黒が鮮烈。
「彼のピアノから多くのことを学んだ。かれはピアノをあるべき姿でプレイする」マイルス・デイヴィス。
「ビル・エヴァンスは今年聴いた中でもっとも斬新なピアニストだ」ジョージ・シアリング。
「ビル・エヴァンスは屈指の存在の一人だ」アーマッド・ジャマル。
「ビル・エヴァンスには類まれなオリジナリティとテイストがあるが、さらにすごいのはその構築力で、彼が演奏するとその曲の最終形と思えるところだ」ジュリアン・キャノンボール・アダレイ。
まあ多少のヨイショはするだろうけど、それほど注目度が高かったピアニストであることは間違いないだろう。
なんせ「誰もがビル・エヴァンスを探求」してるから。
1958年ですでに完成されていた彼の世界、珠玉のプレイに癒やされよう。
Piano – Bill Evans
Bass – Sam Jones
Drums – Philly Joe Jones
Peace Piece (Remastered 2016)