Chassol / X-Pianos / 2012年
シャソル / エックス – ピアノズ / No,2051
シャソル、もう1枚。
これは、2012年のデビューアルバム。
これもいいよ、美しい。
最初から彼の作曲手法は、ある程度確立されてるようだけど、
きのう紹介の “ ビッグ・サン ” に比べると、ヒップホップぽさというかコラージュ度合いが薄く、彼の指向性というか素の部分がよりわかりやすいアルバムとなっている。
子供の歌声や民族音楽が、いつのまにかクラシック音楽、現代音楽、ヒップホップ、ジャズ、ブラジリアン、エレクトロニカ、ダンス・ミュージックの要素を織り交ぜたスタイリッシュな曲になっている。そんなシャソル・マジックが楽しめる。
12曲目(なんせ2CD33曲)の Mauriiiice は、モーリス・ラヴェルに捧げた曲だろうか、ホルストやムソルグスキーのようでもある、おもしろい。
ファースト・アルバムには、そのアーティストのすべてがあらわれるとは言うが、いやはや聴き応えある、素晴らしい1枚。
ジャケット以外は全ていい(出た!)。
それにしても、このジャケットは、ギャングスター・ラップだろうか?
きのう紹介の “ ビッグ・サン ” 同様に意味不明と言うか、もったいない。
アルバムを持ってないので、参加ミュージシャン等クレジットが不明。
おそらく、これこそベッドルーム・ミュージックというか宅録で作りためた作品ではないだろうか。
Chassol – Russian Kidz ( La Ré Fa La)
Chassol – I Lôôôve U Sometimes