Borderlands Trio / Asteroidea / 2017年
ボーダーランズ・トリオ / アステロイデア / No,2034
微妙なジャケットだけど、タイトル “ アステロイデア ” とは、ヒトデのこと。
そのまんまです。
Asteroidea!
あの、海の雑魚キャラ的生き物だけど、名前は宇宙的。
星の形だからだよね、かっこいい。
アルバムは、ピアノ・トリオの演奏なんだけど、ちょっと普通じゃない。
アヴァンギャルドというかぶっ飛んでる。
1曲めを聴いた時、ピアノ・トリオだとは思わなかった、というか思えなかった。エレクトロニクスか、前衛インスタレーションか?! な感じ。
でも、しばらく聴いてると、これピアノ・トリオだったのか!と驚く。
もちろん、純然たるアコースティック。なのに聴いたことないような音楽。
これは、おもしろい。
これは、生で観てみたい。
ピアニストは、クリス・デイビス。
ピアノのあらゆる可能性を拡張しようとしているかのようなパフォーマンス。
そして、クリスをサポートする2人も、半端なく変態(もちろん褒めてる)。
ベースのステファン・クランプは、ヴィジェイ・アイヤーの相棒だし、
ドラムのエリック・マクファーソンは、フレッド・ハーシュを支えるツワモノ。
現代アートなのか現代音楽なのか、はたまたジャズなのか、
正直付き合いきれないという人も多いかも。
でも、オイラは好きだな。
もちろん、これだけ毎日聴きたいとは思わないんだけど。
Piano – Kris Davis
Bass – Stephan Crump
Drums – Eric McPherson