Matthew Halsall / On The Go / 2011年
マシュー・ハルサル / オン・ザ・ゴー / No,1356
心おだやかな音楽をお届けする週末クワイエット。
本日は、マシュー・ハルサル、UKのトランペッター。
今週シーン・ジョーンズ (トランペッター)をジャケットがいいと紹介してて、
そのとき思い出したジャケットがこのアルバムだった。
やはり、すっきりセンスのいいジャケ。手に取りたくなる。
予想に反したサウンド。
UKだから、もっとクラブビートな感じが色濃いと思いきや、なんだこの懐かしい音。スピリチュアルというか、物々しくないし怪しくもないほどよいスピリチュアル。モーダルで哀愁を帯びたメロディ。丁寧に吹き上げ、良く鳴るトランペット。
速いフレーズなんか1ミリもないし、なにか目新しいものがあるわけでもないのに不思議と聴き入ってしまう。そして、こころが落ち着く。
オイラは、よく彼のアルバムを仕事中にながしてる。
あるいは、疲れ果てて帰る帰宅途中で。
シーン・ジョーンズとは、対称的なサウンド。
いや、他の誰とも一線を画した明確な方向性。
マシュー・ハルサルなかなか好感の持てるアーティスト。
(おっとジャケットデザインも本人!)
Trumpet, Composed By – Matthew Halsall
Design – Daniel Halsall
Bass – Gavin Barras
Drums – Gaz Hughes
Harp – Rachael Gladwin (tracks: 4)
Piano – Adam Fairhall
Saxophone – Nat Birchall
Matthew Halsall – On The Go (Full Album) [Jazz]