Courtney Pine / Song : The Ballad Book / 2015年
コートニー・パイン / ソング:ザ・バラッド・ブック / No,1227
お盆も明けました。
台風も行っちゃいました。
きょうは、なんとなく夏の終わりっぽいサウンドを紹介。
コートニー・パイン、2度目の登場。
思えば前回は、レゲエ、夏ぽいと紹介したのに、今回は “ 夏の終わり ” 。
我ながら、大雑把。
このアルバム、ちょっと変わってる。
なんと、ピアノとのデュオ。
しかも、コートニー・パインは、サックスではなく、
バス・クラリネット1本!
これ、沁みる。夏の終わり。
バスクラという楽器の説得力というか、オイラどこまでも低音好き。
後半、少々甘いけど、前半部、特にググっと来る。
話変わって、オイラのコートニー・パインの扱いは、少々際物的。
イギリスのミュージシャンだからかな。
実際、UKジャズは、まったくといってオイラ未知の分野。
しかし、90年代や2000年代、NYジャズが低迷してる時期、
イギリスだけは、クラブ・ミュージックとして、
“ クラブ・ジャズ ” “ アシッド・ジャズ ” などを生み出し、
最先端の “ 遊び ” としてジャズを支え続けた土地柄だ。
“ ジャズ ” = “ オシャレ ” というイメージづけの離れ業を
やってのけたという貢献度は世界的にみて大だ。
てわけでUKジャズにも、そろそろ切れ込むかな〜なんて思う、
夏の終わりなワケでした。
Bass Clarinet – Courtney Pine
Piano – Zoe Rahman
In Tune Sessions: Courtney Pine and Zoe Rahman play A Child is Born