Michael Olivera Group / Ashé / 2016年
マイケル・オリヴェラ・グループ /アッシェ / No,1182
雨が続くので、ラテン続けよう。
ドラムのマイケル・オリヴェラ、初リーダー作。
“ マイケル・オリヴェラ ” って誰 ?!って感じでしょうが、
キューバ出身のピアニスト アルフレッド・ロドリゲスの
グループ・メンバー。そう思うと途端に期待値あがる。
いや、期待は裏切らないよ。
メンツには、ベースにザヴィヌル・シンジケート出身ムニール・ホッスン。
ピアノにスペインの新星マルコ・メスキーダ。
サックスにチューチョ・ヴァルデス等とも共演歴のあるキューバ出身アリエル・ブリンゲス。まさに新世代ワールド・ミュージック。
ザヴィヌル・シンジケート出身が納得の超テクのベース、
そして、サックスの音色、ピアノの華やかさ、すばらしい。
爽やかな楽曲から、嵐を喚起する激しさ、
そして、ラストではなんとコルトレーンの “ 至上の愛 ” まで取り上げ、
片時も飽きさせず、
リズム、色彩で、独自の世界観を創りあげる。
マイケル・オリヴェラは、
ドラムではさほど前に出てこないけど、
その作構成力、統率力、センス、素晴らしい才能だ。
もう、ラテンとかジャズという言葉では括れない、
こんな音楽がどんどん生まれてくるイマ、何て素敵なんだろ。
Drums – Michael Olivera
Piano – Marco Mezquida
Sax – Ariel Bringuez
Bass / guitar – Munir Hossn
Vo – Miryam Latrece
Lap steel / octo pad – Borja Barrueta
Percussions – Luis Dulzaides
Trumpet – Miron Rafajlovic
Hammond – Gabri Casanova
” Ashé ” – Michael Olivera & The Cuban Revolution ( Studio )