Sachal Vasandani / Shadow Train / 2018年
サシャル・ヴァサンダニ / シャドウ・トレイン / No,1129
本日は、週末コンフォート。
たまには男性ヴォーカルをお届けしましょ。
このアルバムは、
ドラマーのエリック・ハーランドの参加アルバムを掘ってって
見つけた。
これがなかなかいい、グッド・フィーリング。
昨日、あるいは最近よく紹介してるピアノの
テイラー・アイグスティが弾いてるし、
ギターはニル・フェルダーだし、けっこう凄いメンツ。
ヴォーカル・アルバムで、しかもリラックスムードのアルバムだから、
めっちゃ尖った演奏というわけでは、もちろんないけど、
各メンバーが、じつにいい仕事をしている、パーフェクト。
なんといっても
サシャル・ヴァサンダニの声の伸びやかなこと、
滑らかで温かなバリトン、とても好みだ。
あんまり、上手くて歌い上げられるのが、どうもにがて。
緩急というか、力をうまく抜いてくれる人が好きだ。
サシャルの少しとぼけた声、というか、
何か少しだけヘタウマ(は言い過ぎだけど)感、
ちらりとだけ不安定な瞬間があって、そこが、素敵な味だ。
極端に言うと、マイケル・フランクス的な感じ。
もっと極端に言うと、リンゴ・スター的感じ。
とにかく、気持ちのいいアルバム。
オイラ的には、エリック・ハーランドの音、仕事にもニンマリ。
Vocals – Sachal Vasandani
Bass – Reuben Rogers
Drums – Eric Harland
Saxophone – Dayna Stephens
Guitar – Nir Felder
Behind the Scenes “Shadow Train”