Gretchen Parlato / The Lost and Found / 2011年
グレッチェン・パーラト / ザ・ロスト・アンド・ファウンド / No,1117
GWまっただ中(オイラは仕事!)なので毎日が週末みたいなもの。
ということで、しばらくはGWコンフォート。
リラックス、コンフォート&ヒーリングなアルバムをお届け。
今日は先日の週末コンフォート / ベッカ・スティーヴンズで、
ちらっとふれたグレッチェン・パーラトのご紹介。
2003年、ニューヨークに拠点を移す。当初はリオネル・ルエケとのヴォーカル=ギターデュオで活動をしていた。
2004年12月、恩師であるテレンス・ブランチャードの作品『Flow』に参加したことで、その後ライブやアルバムで共演することになるアーロン・パークスやデリック・ホッジと知り合う(ケンドリック・スコットとはそれ以前にお互い知っていた)。
2004年、セロニアス・モンク・コンペティションのジャズヴォーカル部門で優勝。そこで得た賞金を使い、
2005年にファースト・アルバム『Gretchen Parlato』をセルフリリース。
2008年、ObliqSoundレーベルと契約。
同レーベルで2009年に『In a Dream』、2011年にロバート・グラスパーを副プロデューサーに迎え、これまで以上に自作曲/自作詩を収録した『The Lost and Found』をリリース。
じつはオイラ、これまで一部を除いてほとんどジャズ・ボーカルを聴いてこなかった。
ベッカ・スティーヴンズやグレッチェン・パーラトを聴いていると、
確実にジャズ・ボーカルの世界も革新されつつあることが実感できる。
それまでの、いわゆるジャズっぽさが薄れてよりナチュラルな歌唱法へと
変わってきた。
でも、いっそうテクニックとしては高度になっている。
ボーカルも楽器と同じようなサウンドの一部として、
楽曲全体を構成するエレメントのひとつとして捉えられているし、
歌い手としてただ演奏に乗っかるのではなく、
楽曲を構築するクリエーターとしての存在が大きくなっている。
アルバムの中にボーカル曲を入いれるアーティストが増えると共に、
ボーカリスト側でも意識の変革が進んでいるんだろう。
オイラ自身も、最近自然とボーカルものを受け入れられるようになってきた。
楽しみは増える一方だ。
Vocals, Percussion – Gretchen Parlato
Bass – Derrick Hodge
Drums – Kendrick Scott (tracks: 1 to 6, 8 to 11, 13 to 15)
Electric Piano – Robert Glasper (tracks: 10), Taylor Eigsti (tracks: 1, 3, 6, 8, 12)
Piano,Electric Piano,Organ – Taylor Eigsti (tracks: 1, 3, 6, 8, 12)
Guitar, Vocals – Alan Hampton (tracks: 5)
Tenor Saxophone – Dayna Stephens (tracks: 4, 14)
Gretchen Parlato – All That I Can Say
“How we love” – Gretchen Parlato (live)
- アーティスト: Gretchen Parlato
- 出版社/メーカー: Obliqsound
- 発売日: 2011/04/05
- メディア: CD
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