ブルーノート・レーベル代表ドン・ウォズが総指揮を執った企画。最高のピアノトリオをバックにホセのビロード・ヴォイスが蕩ける!
Blue Note label Boss Don Was directed this project. José’s velvet voice is backed by the best piano trio!
José James / Yesterday I Had The Blues : The Music Of Billie Holiday : The Music Of Billie Holiday / 2015年
ホセ・ジェイムス / イエスタデイ・アイ・ハド・ザ・ブルース
Vocals – José James
Bass – John Patitucci
Drums – Eric Harland
Piano – Jason Moran
リラックスをテーマに週末コンフォート。
現代ジャズドラマー列伝 ≪ エリック・ハーランド ≫ の巻、第11弾!
エリック・ハーランド参加作品は、ハード・コアな作品ばかりだけど、
おおっ!このアルバムがあった。
ジャケがなんとも渋いぜホセ・ジェームス、2015年のビリー・ホリデー・トリビュート。
ドラム、ハーランドの起用は、
いつものリチャード・スペイヴンでは、
ドライすぎるという判断でしょうか、ナイスです。
ジェイソン・モランは、ハーランドの同世代、ブルーノートを
代表するピアニスト。
そして、ベースにベテラン、ジョン・パティトゥッチという最高峰のピアノトリオ。
静かでオーソドックスなスタイルの中にも
コンテンポラリーな要素をモランとハーランドが垣間見せ、
パティトゥッチが締める鉄壁な布陣のアルバム。
文句なしの名盤、聴き惚れてください。
みなさま、よき週末を。
Eric Harland / エリック・ハーランド
– 1976年、テキサス州ヒューストン生まれ –
地元ヒューストンの有名なHigh School for the Performing and Visual Artを卒業。17歳の時にはプロとして演奏を始め、ワークショップでウィントン・マルサリスにNYで学ぶことを奨められマンハッタン音楽学校に入学、卒業後は、ヒューストン・バプティスト大学(聖書研究学部)で神学を学び、その後、牧師として叙階される。
ベティ・カーター、ジョー・ヘンダーソン、マイコイ・タイナー、マイケル・ブレッカー、テレンス・ブランチャード、ブランフォード&ウィントン・マルサリス、ウェイン・ショータなどと共演。2014-2016年シーズン、SFJAZZセンターのレジデント・アーティスティック・ディレクターを務め、現代のトッププレーヤーとしてジョシュア・レッドマン、デイヴ・ホランド、チャールズ・ロイド、ジェイソンモラン、クリスポッターらとの共演、あるいは自身のグループ「VOYAGER」での積極的な活動も評価が高い。
ハイピッチなチューニングが特長で、高速シングル・ストロークの流麗さやダイナミクスの幅広さに定評がある。彼の豊かな音楽性はソロプレイヤーやバンドの状況に素早く反応し、ピアニシモのコントロールやフレージングの速さも素晴らしい。また、彼の始めたタムの上にシンバルを乗せてたり、ハイハットにタンバリンを乗せてリズムを刻んだりする様々な試みは、いまやドラマーのトレンドとも言える。ジャズ・ドラマーとして最も多忙な1人。