Taylor Eigsti / Daylight at Midnight / 2010年
テイラー・アイグスティ / デイライト・アット・ミッドナイト / No.1114
これまた、エリック・ハーランド続き。
エリック・ハーランド / ボイジャーでいい仕事してた
ピアノのテイラー・アイグスティのリーダーアルバム。
↓ これとか!
テイラー・アイグスティは、12歳で、デイヴ・ブルーベックと共演。15歳からスタンフォード大学のスタンフォード・ジャズ・ワーク・ショップの講師を務めている。
という天才らしい。しかも、ジャケットのとおりイケメンだ。
このアルバム、ベッカ・スティーヴンスが5曲ボーカルをとる、
とても聴きやすい、うっとり盤だ。
このアルバム、“ ブラック・レディオ ” より2年も早いというのに、
とてもブラック・レディオ的なアルバムだ。
いろんな要素を融合させた先進性に溢れながらも、
スムース&カンファタブル。
アイグスティの指向性がよく伝わってくる一枚。
ピアノはもちろんながらローズやサンプラー、
または、それらとピアノを絡めた使い方がおもしろく、
独自のセンスが感じられる。
脇を固めるハーランドやハリッシュ・ラグハヴァン、
ジュリアン・レイジら盟友達も申し分なく、なんとも心地よい。
メロウ&フォーキー&コンテンポラリー!
と書いて思うのは、
いや、これベッカ・スティーヴンスのためのアルバムかもしれん!
ということ。
やはり、“ ブラック・レディオ ” は、現象の一点であり、
それらのムーブメントは、確実にシンクロしている。
ベッカ・スティーヴンスの音楽性を考えてもそうだし、
アイグスティやエリック・ハーランドの音を年代で聴いてゆくと
そんなことが自ずと浮かび上がってくる。
Mellotron, Piano, Electric Piano- Taylor Eigsti
Drums, Percussion – Eric Harland
Guitar – Julian Lage
Bass – Harish Raghavan
Vocals – Becca Stevens
Taylor Eigsti – Magnolia
Taylor Eigsti w/ Becca Stevens ~”Daylight”
Taylor Eigsti Ft. Becca Stevens – Little Bird