Tigran Hamasyan / Shadow Theater / 2013年
ティグラン・ハマシアン / シャドウ・シアター / No,1052
昨日で民族音楽シリーズ(?)終わりにしようと思ってたけど、
まだいましたよ大物が。
この人忘れちゃいけません。
ティグラン・ハマシアン。
アルメニア出身のジャズピアニスト、
2006年セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション優勝者。
昨年の、東京ジャズ・フェスティバルでも素晴らしい演奏でした。
だいたいアルメニアってどこ ?!
トルコ、ジョージア、イラン、アゼルバイジャンに囲まれた小国。
小国ってとこだけで涙。
ペルシャ、オスマン・トルコ、ロシアといった帝国、大国に翻弄されてきた歴史があるわけです。それだけで哀愁ですけど、じっさいティグランの旋律は胸を突く。
小国ってとこだけは、日本も十二分に小国だけど、
民族音楽、ことにジャズの中での民族音楽という意味では、存在感は薄い。
なんだろ翻弄されてない分、哀愁が弱いのか ?!
そうかも知れない。
それは、さておきこのアルバム。
たんに哀愁、民族性を出しただけではなく、
未来的要素とかもじつは入ってて、なおかつの哀愁なり。
ジャズとアルメニアとエレクトロ、そして変拍子。
素晴らしいアルバム。
いや、足りないな。ハンパなく中毒性あり。
もちろん東京ジャズ・フェスティバルでは、
哀愁だけではなく、テクニックもなによりパワーもみせつけてくれた
ティグラン・ハマシアン。
今後も、目が離せないピアニスト。
くるり- 岸田さんも大絶賛らしいですよ。
Piano,Celesta,Glockenspie,Harpsichord,Producer,Synth,Voice – Tigran Hamasyan
Bass – Christopher Tordini (tracks: 3 to 5, 7)
Bass – Sam Minaie (tracks: 1, 2, 6, 8 to 12)
Bassoon – Ben Wendel (tracks: 5, 11)
Drums,Percussion,Voice – Nate Wood
Programmed By – Jan Bang (tracks: 3), Tigran Hamasyan (tracks: 2 to 5)
Saxophone – Ben Wendel (tracks: 1 to 4, 6 to 10)
Violin – Jean-Marc Phillips-Varjabédian (tracks: 3 to 12)
Voice – Areni Agbabian
Voice –Christopher Tordini (tracks: 5)
↓ 岸田さんオススメ「THE POET」のPV。
指摘のカ所は2:45くらいかな、そこだけ鍵盤が出るから聴かせたいところなんだな。
Tigran Hamasyan – The Poet
↓ この動画がまたいい!
ドラム・フェチのオイラには、ネイト・ウッドのドラムがまた、たまらんよ !!!
Tigran Hamasyan “Shadow Theater” – COMPLETE SHOW (officadow Theater” – The Court Jester (Official)