Christian Scott / Yesterday You Said Tomorrow / 2010年
クリスチャン・スコット / イエスタデイ・ユー・セッド・トゥモロウ / No.1005
はい、ピアノから一転トランペットのクリスチャン・スコット。
メジャデビューから4枚目のアルバム「Yesterday You Said Tomorrow」。
意味合いとしては「今日できることを明日に延ばすな」的な感じだそうです。
一曲一曲が、彼の生まれ育った街や環境、抱える問題について、
かなり強いメッセージを含んだ一枚になってるよう。
そのせいかな、ジャケのあまりにも飾らないさま。
セルフ・ブランディングとしてこれでいいの ?! な気もするけど、
「素のオレを見てくれ、聴いてくれ!」な感じ。
まあ、いろいろ思うところあったのでしょう。
アルバムを通して、
マイルスの晩年を、もっと突き詰めたようなミュート多用なくぐもった音色。
ハスキーというかウイスパーというか悲哀というか遠吠えというか。
楽曲には、それぞれ強烈なメッセージが込められ、
選ばれたカバー曲もなんだか意味深。
激しく暴れるリズムが、ハリケーンのようです。
(ハリケーン・カトリーナの被害を軽視した政府の対応へのプロテストアルバムもつくってる)
2010年の作品ですが、
いろんな意味でのこんな思い詰めや試行錯誤や実験的なことが、
イマの彼の活躍を作っているのでしょう。
はいここで、いきなり正月お年玉クイズです !!!
元旦から今日まで、
グラスパー × 2
メルドー × 2
クリスチャン・スコット × 1、
と5枚のアルバムを唐突に紹介してきました。
唐突に見えますが、
この5枚には共通する音楽的要素があります。
それはいったい何でしょうか?
ちょっと、簡単すぎますかね。
正解者へのお年玉プレゼントは、
「オイラとの宴会券」。
聞きたくもないオカダ・ジャズ理論を浴びせられながら、
オイラといっしょに酒を飲む、という苛酷な権利が当たります。
いま「欲しくない〜!」という声が聞こえたような気がしましたが、
きっと気のせいでしょう。
応募期間は、いまから24時間。
明日のブログアップで正解発表します。
ふるってご応募ください。
回答は、もちろん こっそりとメッセージでくださいね。
応募者ゼロな気がするけど、へこたれずにお待ちしております。
(おっと、またヒント出しちゃったよ ↓ )
Trumpet – Christian Scott
Bass – Kristopher Keith Funn
Drums – Jamire Williams
Guitar – Matthew Stevens
Piano – Milton Fletcher
Christian Scott – Yesterday You Said Tomorrow – K.K.P.D.
Christian Scott – “Eraser” at the HSBC Jazz Festival
After All ♫ Christian Scott
- アーティスト: クリスチャン・スコット,マシュー・スティーヴンス,ミルトン・フレッチャーJr.,クリストファー・キース・ファン,ジャマイア・ウィリアムス
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2014/08/13
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