Alfredo Rodriguez / The Invasion Parade / No.0041
アルフレッド・ロドリゲス / ザ・インベイジョン・パレード / 2014年
すでに紹介の「Tocororo」が2016年、
「The Little Dream」が2018年なんで、
順番が逆だけど、これは2014年の「The Invasion Parade」。
才気走ってるぜアルフレッド!
凄いテクの応酬ではあるけどりロマンティックは少なめ。
前述の2枚ほどはリラックスできないかも、と週末紹介はパスした。
このアルバムには2曲ジャズ界の才媛、ベーシストであり作編曲家、ボーカリストとマルチな活躍のエスペランサ・スポルディングが参加している。
エスペランサに関してはこちら ↓ 。
超絶テクニックが続くアルバムは、
ジャズに免疫の少ない人にとっては小難しいだけの音楽かもしれない。
しかし、エスペランサが参加した3曲目「 El Guije 」だけは聴いてみて欲しい。
鳥肌もの !!!
恐るべき才能達の共演がとてつもない魔法をみせてくれる。
よく聴くと誰にもマネできないような曲なのに、
天使がまわりを飛び回っているように夢見心地、軽やかで陽気な一曲。
ウットリしてるうちに4分13秒があっという間に過ぎて繰り返し聴きたくなる。
オイラの場合このアルバムは、最初はとっつきにくかった。
けれど何回か聴いてゆくうちにだんだん楽しみが分かってきた。
というかちょっとずつ耳がこなれてきた。
スルメのように味わえるアルバムだ。
Piano, Synthesizer,Percussion – Alfredo Rodríguez
Acoustic Bass – Peter Slavov Jr.
Alto Saxophone, Soprano Saxophone – Roman Filiu
Baritone Saxophone – Billy Carrion
Drums, Percussion – Henry Cole
Flute – Javier Porta
Vocals, Acoustic Bass – Esperanza Spalding (tracks: 3, 7)
Vocals, Percussion – Pedrito Martinez (tracks: 1, 3, 7, 9)
Alfredo Rodriguez – “El Güije”