Roy Hargrove The RH Factor / Hard Groove / No.0006
ロイ・ハーグローヴ RHファクター / ハード・グルーヴ / 2003年
No.005 でとりあげたロイ・ハーグローヴが、
ソウルクエリアンズ・コミュニティ【注:1】中心に組み上げたプロジェクト、
RHファクターでのファースト・アルバムがこれ。
豪華な参加メンバーで作られたこのアルバムは、
まさしくジャズ、ソウル、ファンク、ヒップホップの融合体。
当時、革新的サウンドであったことは間違いない。
(というか聴いてるオイラには、いま新鮮)
腰骨に来るようなハード・グルーヴ。
リズムのおもしろさに加え、
ハーグローヴのペット、ホーンアレンジの格好いいこと。
あと驚くのがフリューゲルホーンやトランペット、
それからホーンらのエフェクトかけた音色。
この時点で現在と大差ないものが、既に使われている。
たぶん世界中のトランペット吹きや、ジャズメンになにかしら大きな衝撃をあたえたアルバムだったろうことは想像できる。
マイルスが、「 Doo-Bop 」でやりかけたことの完成形な気がする。
【注:1】
Roy Hargrove:Flugelhorn,Trumpet
Common
D’Angelo
Erykah Badu
Q-Tip:Vocals
Keith Anderson:Saxophone( A1, A3, B2, B3, C2, D2)
Steve Coleman:Saxophone
Keith Anderson:Saxophone
Jacques Schwarz-Bart:Saxophone(A1 to A3, B3, C1 to C4, D2, D3)
James Poyser:Vocals, Piano, Keyboards (A2, C3, D2)
Bernard Wright:Vocals, Piano,Keyboards(A1, A3, B2, B4, C3, D1 to D3)
Bobby Sparks:Piano,Keyboards ( B2, B4, C1, D1)
Marc Cary:Electric Piano( B3, C4 )
Reggie Washington:Bass(A1, A2, B1, B2, C2 to C4, D2)
Meshell Ndegeocello:Bass( B3, C4)
Pino Palladino:Bass(A1, A3, B2, B4, C1, D1)
Chalmers ‘Spanky’ Alford:Guitar (A1, A3, B2, B4, C1, D1)
Cornell Dupree:Guitar
Daniel Moreno:Percussion(A1, B4, D2, D3)
Dontae Winslow:Vocals, Beatmake, Percussion (A2, C3, D3)
G. Craig “Butter” Glanville:Vocals, Drums, Beatmake(A2, B4, C1)
Jason Thomas:Drums( A1, A3, B2, B4, C1, D1)
Willie Jones III :Drums(A2, B1, C2 to C4, D2, D3)
Roy Hargrove ‘RH factor 2003 Live Jazzbaltica