Piano Trio

Phronesis / We Are All / 2018年
フロネシス / ウイ・アー・オール / No,2250

フロネシスとは 古代ギリシア哲学、特にアリストテレスによる哲学的な概念であり「実践的な知」を示す / ヨーロッパ No,1 ピアノ・トリオ、フロネシス

もう1枚、フロネシスを紹介。これは2018年の最新作。
正直、フロネシスのアルバムはどれも素晴らしいけど、やはり最新作は最も洗練、進化したものだ。

1曲目から飛ばす跳ばす。
静かに幕を開けたと思うや恐ろしいほどの疾走感、ぶっちぎり。
3人の見せ場が交互に現れては怒濤のたたみ掛け、ソー・クール!

以前までは、スローな曲にいまひとつ魅力が足りなかったけど、3曲目のナンバーの美しさは白眉。続く4曲目も美しいハーモニーで魅了。たたみ掛けるだけではない大人の余裕も身につけた。

ラストナンバーでは、これまでにない電子音でのチャレンジも興味深い。
スローでも、アップテンポでもやはり3人のインタープレイから目が離せない。

ジャケットがまた秀逸。
ちょっとむかし写真界を席巻したアンドレアス・グルスキーを彷彿させるようなパノラミック感。彼らのスーパー・クールなサウンドによくあっている。

このアルバム、傑作!

Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Dramatic / ドラマチック度 ☆☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Stylish / スタイリッシュ度 ☆☆☆
Advance / アドバンス度 ☆☆
Individual Style / 個性的なスタイル ☆☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
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Bass – Jasper Høiby
Drums – Anton Eger
Piano – Ivo Neame





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