週末コンフォート

David T. Walker / On Love / 1976年
デヴィッド・T.ウォーカー / オン・ラヴ / No,2252 / 週末コンフォート

コンテンポラリー・ジャズというコンセプトを離れてリラックスをテーマに週末コンフォート。本日は、デヴィッド・T.ウォーカー。

(ちなみに、このアルバムはブルー・ノートではありません。BNではデヴィッド・T.ウォーカーは、もっぱらサイドマンとして大活躍しました)

何をかくそうデヴィッド・T.ウォーカーを聴きたくなったのは、いま最も頑張ってる雑誌ギター・マガジンのせいだ。

愛するデヴィッド・T.ウォーカーが表紙を飾るなんて、そうそうない。
しかも特集が70年代のブルー・ノート。

名門ブルー・ノート・レコードといえど過去に何度も経営危機に瀕してきた。創始者アルフレッド・ライオンが66年にはブルー・ノートを売却。ロサンゼルスに本拠を置く映画会社UAの音楽事業部に吸収されたブルー・ノートは72年から77年までの5年間ニューヨークからロスに本部を移した。その間、LP品番の頭には “ BN-LA ”  が付いたという。もちろんLAはロサンゼルスのことだ。

いつもながらギターマガジン誌は、超ニッチなところを突っ込んでくる。
こんな時代があったのかと感涙ものの特集だ。

オイラは72年といえば、まだ10歳。田舎のガキはシティ・ポップどころか、いまだ洋楽にも触れていなかった時期。後に堀返しては聴いてゆくこととなるカールトン、リトナー、バリー・フィナティ、アール・クルー、アル・マッケイそしてデヴィッド・T.ウォーカーの時代だ。

リアルタイムではないけど、思い入れたっぷりのギタリストがずらり。
ありがとうギターマガジン!
これからも応援します。ギター弾けないけど。

みなさま、よき週末を。

Arranged By – David T. Walker (tracks: A1, B1), Gene Page (tracks: A2 to A4, B4), Jerry Peters (tracks: A1, A5 to B2)
Backing Vocals – Annester Davis (tracks: A2), Denise Routt (tracks: A2), Elaine Norwood (tracks: A2), Jerry Peters (tracks: A2), Maxine Willard* (tracks: A2)
Bass – Chuck Rainey (tracks: A5, B2, B3), Wilton Felder (tracks: A1 to A4, B1, B4)
Drums – Ed Greene (2) (tracks: A2 to A4, B4), James Gadson (tracks: A1, A5 to B3)
Percussion – Bobbye Hall (tracks: A1, A5 to B3)
Piano – Jerry Peters (tracks: A1, A5 to B3), Joe Sample (tracks: A2, A4, B4)
Rhythm Guitar – Ray Parker (tracks: A3, A4, B4)
Synthesizer – Gary Coleman (tracks: A2 to A4, B4)





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