たまにはレーベルの紹介もしていこう。栄えあるトップバッターは、エディション・レコード。いま最も勢いのあるUKの雄!
ジャズ好きは、アルバムを聴いて参加ミュージシャンを調べ、気になるミュージシャンの別のアルバム、あるいは参加作品を聴くということを繰り返すのが楽しみだと思う。
例えば、ベーシスト ジャスパー・ホイビーのアルバムを聴く。
トランペットのローラ・ジャードが、なかなかいいぞ!となると、こんどはローラ・ジャードのバンド “ ダイナソー ” を聴いてみる。という一連の行為を延々と繰り返す。
ま、これとは別に雑誌やメディアから情報を得て聴いてみるというやり方も普通だろう。そんな情報源の1つとして有益なのが、“ レーベル ” だ。
ジャズのレーベルとして、有名なのはブルーノートやECMだけど、ほかにも個性的なレーベルは山ほどある。気になるミュージシャンのレコード会社が、どこだか調べてみると、そのレーベルから他にもおもしろいミュージシャンが見つかるかもしれない。
そのレーベルが押しているアーティストあるいは作品は、たいていレーベル・サイトのトップを飾っているはずだし、抱えるアーティストを解説してくれていたりPVや音源も張ってあったりする。
そんなわけで本日紹介するのは、よく知らないUKジャズを漁ってて知ったレーベル “ Edition Records ” エディションだ。
2008年、ピアニストで作曲家のデイヴ・ステイプルトンと写真家のティム・ディッケソンがジャズと即興音楽のレーベルとしてEdition Recordsを立ち上げた。
From Wikipedia
2008年誕生、まだ12歳。若くて勢いに乗っているレーベル。
さっきあげたジャスパー・ホイビーやローラ・ジャードにダイナソー、そのほか気になるアーティストがずらり。
驚いたことにUK勢だけではなく、USAのアーティストも所属している。
クリス・ポッターやグレッチェン・パーラト、ザ・バッド・プラス、ベン・ウェンデル、リオーネル・ルエケ、デイブ・ホランドなどなどだ。
他のヨーロッパ諸国のアーティストもいて、それは何となくヨーロッパ・マーケットの中心がロンドンだと考えると分かるんだけど、わざわざ海を越えて本場アメリカのミュージシャンが所属というのは興味深い。
よほど風通しがいいというかレーベルの空気がいいに違いない。
そんなワケでもっか大発展中のレーベル、エディション。
サイトも写真家が立ち上げたレーベルらしくスタイリッシュでオススメ。
それからこのサイトだけど、引っ越してからタグ情報としてレーベル名も記してる(デカ字のタイトル下に張り付いてます)から、よかったら押してみてください。
( 過去の記事は付いてないけど、ボチボチ付けるかな)