さらに進化したメルドーのソロ・ピアノ・ワールド。満場の拍手に迎えられたマルシアック・ジャズ・フェスティバルでの勇姿、ピアノ芸術の最高峰 / 月曜日のブラッドメルドー
1999年の “ エレゲイア・サイクル ” 、2004年の “ ライブ・イン・トーキョー ” についでメルドー3枚目のソロ・ピアノ。当ブログ2回目の登場。
先の2枚で取り上げた楽曲もやってるけど、さらに複雑に進化した感がある。
一応現時点でさらにメルドーは “ After Bach ” “ Suite: April 2020 ” というソロ・ピアノ・アルバムを発表してるけど、文字通りバッハに特化した作品と、コロナ禍での特異な作品なので、一応これが通常(?)のソロ・ピアノ総決算的アルバムだろうか。
まあ、ジャケット・デザイン以外は完璧な作品。
CD2枚組の長丁場だけどもう耳が釘付け!
オイラは観てないけどDVD付きのアルバムなので、買ったヒトは目が釘付けだと思う。
ここまで完璧だと、トリオでやることに悩みそうと勝手に心配したりする。
ピアノ芸術の最高峰とは、このアルバムのこと。
攻めるだけ攻めて、しっとりとため息つかせて。
唸らせて酔わせて、アンコールで最高潮!ブラボー!ブラボー!
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Advance / アドバンス度 ☆☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆☆
Melancholy / メランコリー度 ☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ★★★
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Piano – Brad Mehldau