ザ・ECMなサウンドとジャケットデザイン。
入りやすさとともにディープな側面も楽しめる1枚 / 週末クワイエット
本日は、コンセプトを逸脱しない週末クワイエット。
ポーランド出身のピアニスト、マルチン・ボシレフスキによるピアノ・トリオと、ゲストのサックス奏者ヨアキム・ミルダーによる1枚。
13歳の時に手に入れたキース・ジャレットのアルバムに感銘し強い影響を受け、ECMのレコードは全部持っているというボシレフスキ。
いまやECM不動のピアニスト、プレーヤー冥利に尽きるでしょうね。
出だしから、うっとりするようなピアノの調べ。
でも、甘いだけじゃなくて結構ディープな顔も覗かせる。
スティングや、ハンコックの曲を取り上げてるのもおもしろい。
秋から冬は、ECMにうってつけの季節。
みなさま、よき週末を。
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆☆
Lyrical / リリカル度 ☆☆
Wistful / 哀愁度 ☆☆☆
Ambient / アンビエント度 ☆
Affinity / ジャズ初級者度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
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Piano – Marcin Wasilewski
Bass – Slawomir Kurkiewicz
Drums – Michal Miskiewicz
Tenor Saxophone – Joakim Milder
Producer – Manfred Eicher