多彩なアイデア、豊富なリズムワーク、卓越の技で飽きさせないクリス・クロス・レーベル有終の美を飾るデヴィッド・ギルモアの1枚。
Guitar – David Gilmore
Piano – Luis Perdomo
Bass – Brad Jones
Drums – E.J. Strickland
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Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆☆
Stylish / スタイリッシュ度 ☆☆☆
Advance / アドバンス度 ☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
昨日は、ダリオ・キャッゾリーノのええ湯加減なギターをお届けしたけど、本日はガッツリとコンテンポラリーなギターを、デヴィッド・ギルモアだ。
1曲目重たいピアノとベースのイントロからのアップテンポの4ビートでガツーンと来る。2曲目もご機嫌。3曲目のトリッキーな変拍子が、複雑なキメがまたカッコ良し。
4曲目アコースティックで聴かせて、その後はエフェクター多用のギターとエレベな展開。7曲目のビル・エヴァンス “ Interplay ” がまたご機嫌。
エレクトリック&アコスティック取り混ぜての展開や、4ビート&変拍子、トリッキーなリズムとアイデア豊富で最後まで一気に聴かせて飽きさせない。
メンバー各自のカッコよさも、バンドとしての調和バランスも申し分ないし、いやいやこれ名盤ですよ。
メンバーは、ピアノがルイス・ペルドモ。ベースにブラッド・ジョーンズ。そしてドラムが前作でも組んだE.J.ストリックランド。
ところで、このアルバムのレーベルである “ Criss Cross” オーナーのジェリー・ティーケンスが2019年10月31日急逝し、この作品が最終作品となったらしい。ん〜寂しいですね。スジの通ったレーベルなのに。
よし、オイラが買いとるか!なんつて。