さらに進化、スケールアップしたヤズ・アーメッド・ワールド。壮大でゴージャス、エレガントでエキゾティックで、サイケデリックな賛歌。
Producer – Noel Langley, Yazz Ahmed
Trumpet, flugelhorn, Kaoss Pad & voice – Yazz Ahmed
Trumpet, flugelhorn & voice – Noel Langley
Piano & Fender Rhodes – Alcyona Mick
Trumpet – Alex Ridout
Trumpet & voice – Becca Toft
Alto sax & voice – Camilla George
Trombone, bass trombone & voice – Carol Jarvis
Double bass, bass guitar & voice – Charlie Pyne
Trumpet – Chloë Abbott
Percussion & voice – Corrina Silvester
Baritone sax – Gemma Moore
Bass clarinet – George Crowley
Alto sax & voice – Helena Kay
Violin & voice – Johanna Burnheart
Baritone sax & voice – Josie Simmons
Piano – Naadia Sheriff
Tenor sax & voice – Nubya Garcia
Vibraphone & glockenspiel – Ralph Wyld
Trombone & voice – Rosie Turton
Guitars – Samuel Hällkvist
Piano, Fender Rhodes & voice – Sarah Tandy
Trumpet, Voice – Sheila Maurice-Grey
Guitar & voice – Shirley Tetteh
Drums & voice – Sophie Alloway
Alto flute, soprano sax & tenor sax – Tori Freestone
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Dramatic / ドラマチック度 ☆☆
Elegance / エレガント度 ☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Romantic / ロマンティック度 ☆☆
Exotic / エキゾティック度 ☆☆☆
Spiritual / スピリチュアル度 ☆
Individual Style / 個性的なスタイル ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
ヤズ・アーメッド3本目!
前作の “ La Saboteuse ” で、その兆しを見せたように、その新たに開いた扉を今作では全開にしていますアーメッド。
全曲ラージ・アンサンブル。
壮大で躍動感あふれ、大きく開けた空間に向けてサウンドが解き放れたよう。いやいや、進化のスピード速すぎですから!
今回のアルバム、6曲は、
公民権活動家のローザ・パークスとルビー・ブリッジズ、女性参政権を主張したサフラジェット、フェニミスト人権運動家のマララ・ユスフザイ、サウジの映画監督ハイファ・アル=マンスール、サキソフォニストのバーバラ・トンプソンに捧げた内容。
ということ、歴史的に名高い女性6人に捧げられたものらしい。
サックスのヌバイア・ガルシア、ギタリストのシャーリー・テテー、トランペット奏者のシーラ・モーリスグレイ、ピアニストのサラ・タンディといったUKジャズシーンをリードする女性たちもゲストで参加、終始スリリングな演奏を聴かせてくれる。
前回同様ノエル・ラングレーと共同プロデュース。
また、前回活躍したヴィブラフォンのルイス・ライトに代わってラルフ・ワイルドが、これまたいい仕事している。
壮大でゴージャス、エレガントでエキゾティックで、サイケデリックな夢。進化したヤズ・アーメッドの世界を見逃すな。