レディオヘッドではなくルー・リードというところが世代なのかな、クリス・ライトキャップのビッグマウス、快調!
Chris Lightcap’s Bigmouth / Epicenter
Acoustic Guitar, Organ – Chris Lightcap (track: 2)
Bass – Chris Lightcap
Drums, Percussion – Gerald Cleaver
Electric Piano – Craig Taborn (track: 1, 2, 4, 6, 7)
Organ – Craig Taborn (track: 2)
Piano – Craig Taborn (track: 3, 5, 8)
Tenor Saxophone – Chris Cheek, Tony Malaby
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Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆
Stylish / スタイリッシュ度 ☆
Advance / アドバンス度 ☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆
Wistful / 哀愁度 ☆
Individual Style / 個性的なスタイル ☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
クリス・ライトキャップ率いるビッグマウスをもう1枚。
こんかいは、アルト・サックスなしのツイン・テナー・バージョン。
メンバーもアルト・サックスのアンドリュー・ディアンジェロが抜けただけで前作同様。
1曲目、アフリカンなような沖縄のような不思議な音階のエレピのリフで始まる。出た出た!お得意のパターン、いいぞカッコいい。
このリフがビッグマウス・サウンドの気持ちよさのモトなのかな。リフがピアノじゃなくベースだったり、たまに管楽器と入れ替わったりと、手を変え品を変え飽きさせない。
2曲目ではアコースティック・ギターも飛び出すし、そこに被さるオルガン。
え、ギターいたの ?! 調べるとライトキャップがどちらも自分で演奏してた。おもしろいや、この人。
3曲目はビバップのような4ビート、熱い。5曲目では “ ベン・フォールズ・ファイヴ ” ばりの導入にクレイジーなサックスが重なる。
おだやかな波のように各楽器が重なっては引いてゆく、そして万華鏡のようにきらめくバラードと聴かせて、ラストはまた、どロック ?!
どこかで聴いたような、このナンバーだけルー・リードだった!
レディオヘッドではなくルー・リードというところが世代なのかな、ニヤリ。
好きですクリス・ライトキャップ。