上原ひろみが自身のスタイルを完成させた ” ザ・トリオ・プロジェクト ” 最終形!
Hiromi Uehara completes her own style in the final form of ” The Trio Project” .
上原ひろみをもう1枚。
これは、2016年のアルバム。
ベースのアンソニー・ジャクソンとドラムのサイモン・フィリップスという一流プレイヤーと2011年より開始した ” ザ・トリオ・プロジェクト ” の4作目。
脂の乗りきったこのトリオ、4枚目となる本作は人気の方も凄いみたいで ↓
全米でリリースされた『SPARK』が、全米ビルボード・ジャズ・チャート(4/23週付)において初登場1位を獲得!アルバムは、総合ジャズ・チャートに加えて、トラディショナル・ジャズ部門でも首位を獲得。同部門で1位を獲得したのは日本人アーティストとして初となります。ビルボードのジャズ・チャートには「Traditional Jazz Albums」と「Contemporary Jazz Albums」の2部門があり、その合算が「Top Jazz Albums」という総合ジャズ・チャートです。今回上原ひろみは、「Traditional Jazz Albums部門」で1位、かつ総合でも1位でした。
のような状況、素晴らしい。そりゃオリンピック開会式も納得の実績。
まあ、圧巻の内容。
上原ひろみの1つのスタイルが完成されたと言ってもいいだろう。
” ザ・トリオ・プロジェクト ” の前には、これまた大物スタンリー・クラークのバンドメンバーとしてグラミー賞も獲った彼女だけど、この時点ではまだまだやりたいことが空回りしてる感が強かった。
このトリオ・プロジェクト・メンバーでの積み重ねが、彼女の大きな成長と自信に繋がってることは確かだ。
オイラも一度このステージは観たけど、音源で聴くよりステージでの音空間は凄まじくて、なんか脳味噌にしびれを感じるほどにヤられたのを憶えてる。
彼女が、シンに世界級になったトリオでの最終形、間違いなし。