ドイツのアルトサックス奏者ロマン・オット、7年ぶりカート・ローゼンウィンケルとのコラボレーション!
German alto saxophonist Roman Ott is back with Kurt Rosenwinkel after 7 years!
Roman Ott / Hey Ro / 2021
Alto Saxophone, Composed By, Producer – Roman Ott
Bass – Lars Gühlcke
Drums – Peter Gall
Guitar – Kurt Rosenwinkel
Piano – Uri Gincel
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JazzDog’s Rating ☆☆☆☆
Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆☆
Dreamy / ドリーミー度 ☆☆☆
Ambient / アンビエント度 ☆☆
Relaxing / まったり度 ☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆☆
ギターが聴きたいな。
そうだカート・ローゼンウィンケルは、そろそろ新しいの出してないかな、
と検索すると本人名義ではなく、この参加アルバムが引っかかった。
ロマン・オットは、ベルリンで活躍するサックス奏者。
↓ 全作もカート・ローゼンウィンケルと演っているし、これで共演3作目となる。
少しくぐもった音色のサックス。
割とオーソドックスなコンテンポラリーを展開する人だけど、ローゼンウィンケルとは相性がいいんだね。
全編にわたってローゼンウィンケルは、バリバリ弾きまくってる。
特にオープニング曲では、高速のフレーズが炸裂して、
「いよ、皇帝!待ってました」と声をかけたくなる(?)。
彼のギターが入った途端に、楽曲に色彩が加わるような華やかさが感じられ、じつに心地よい。
というか、ローゼンウィンケルのギターを前提に作曲してるんだねきっと。
あ、前回とはピアノだけメンバーが替わってる。ユーリ・ジンセルと読むのだろうか。
ジンセルのピアノもなかなかいい。
オットのサックスだけでは、少し もの足りないところを盛り立ててる。
スタンダードや、こういったオーソドックスなスタイルで、
肩の力が抜けた感じ弾きまくる時のカート・ローゼンウィンケルが大好きだ。
いつまででも聴いていたいようなギター・ソロ、楽しい。