21歳のクリス・ポッター、堂々の初リーダー作品!
21year old Chris Potter, proud first reader!
Chris Potter / Presenting Chris Potter / 1993
Alto Saxophone, Tenor Saxophone, Soprano Saxophone, Composed By – Chris Potter (Tracks: 1 to 3,5 to 8 [Composed By])
Bass – Christian McBride
Drums – Lewis Nash
Piano – Kevin Hays
Trumpet, Flugelhorn – John Swana
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Degree of
Contemporary / コンテンポラリー度 ☆☆
Thrilling Sounds / スリリング度 ☆☆
Ensemble / アンサンブル度 ☆☆☆
Advance / アドバンス度 ☆☆
Feel good / ご機嫌度 ☆☆
Aesthetic / 美しい〜度 ☆☆
Groove / グルーヴ度 ☆☆☆
Stylish cover arts / ジャケ買い度 ☆☆
先週、木曜にクリス・ポッターとスナーキー・パピーのコラボレート動画を紹介した。
クリス・ポッターは、元気出るな〜。しみじみ、ええなぁ!と感じる。
ということで、2000年以前も解禁した弊ブログなので、
未紹介だったクリス・ポッターをいってみたい。
このアルバムは、1993年クリス・ポッター堂々のリーダー・デビュー・アルバム、若い!
なんと21歳(レコーディング時)でのリーダー・デビューたいしたもんだ。
メンバーは、ベースにクリスチャン・マクブライド(なんと20歳!)、
ドラムにルイス・ナッシュ、ピアノはケヴィン・ヘイズ、
そして、ジョン・スワナがトランペットという布陣だ。
ポッター、ヘイズ、マクブライドが若手で、
あとの2人が、ひとまわり上というフレッシュなメンバー。
1曲がモンク、あとはすべてオリジナルという意気込み。
出だしは、テクニカルな2管がかっこいいバップ・ナンバー。
そのあとは少しコンテンポラリーよりに。3曲目ではポッター、アルトを披露。
4曲目でモンクのリフレクションズをしっとり歌い上げる。
その後は、またコンテンポラリーより。
でも、マクブライド&ナッシュのリズム隊がグイグイ引っ張るので心配無用。
特に6曲目の ” Solar ” は見事、マクブライドのソロも秀逸。
美しいソプラノ、ペットのソロもはえるボッサ、7曲目。
そしてテクニカルでノリノリのラスト・ナンバーは、ピアノのキレが抜群。
ポッターのサックスは少し線が細い気はするけど、
すでにスタイルがある程度出来上がっていることに驚く。
全員の技量とバランス、
なにか新しいジャズをやってやろうという意気込みを感じられるポッターのファースト。