“ あらたなジャズの扉がパカーンと開いたね ” by オイラ
もう、来年の話のでる季節。
2019年の1月には、パット・メセニーがブルーノートで演るらしい。
いいな〜東京。
たぶん、秒殺でチケット売れるんだろうな、いきたい、涙。
で、忘れられない一枚がこれ。
みなさん、いまさらと思うカモだけど、
オイラ最近、ハイレゾ(もどき)で試聴して、
またも目からウロコが3枚ほど音を立てて落ち、
繰り返し聴いている。
たぶんオイラのジャズの歴史の中で、
このアルバムを聴いたときほど衝撃を受けたことない、
という偉大なアルバムだ。
それほど、驚きに満ちたアルバムだった。
え、なにこの音、これがギター ?!
え、どこまでが打ち込み!
(MIDIの規格化が同年なので打ち込みという言葉もなかったハズ)
え、どこからインプロビゼイション!
ジャズのきまりは、どこいった!
ついでに邦題、
「愛のカフェ・オーレ」!
しかし、そんな驚きを全部吹っ飛ばしてあまりある内容。
そう、無性に胸をしめつけるこのせつなさはなんだ!
たぶん、これ聴いたとき
あらたなジャズの扉がパカーンと開いたね。
オイラのジャズ観を一気に変えたし、
このアルバムの存在が、
現在にも続くジャズの流れ、歴史を大きく牽引したハズ。
初めて聴いたのがジャズ喫茶の爆音でだったのがまたよかった。
もう立ち上がれないほどのショックと感動に襲われたのを憶えている。
いまなお、色あせない一枚だ。
< Pat Metheny Group >
Pat Metheny:Guitar
Lyle Mays:Autoharp, Piano, Keybords
Danny Gottlieb:Drums
Steve Rodby:Bass
Naná Vasconcelos:Vocals, Voices
Pat Metheny Group – Are You Going With Me?