Drummer's albums

伝票とか書きながらコレながしてるオイラ、ってイケているのか ?!

Nate Smith  /  Pocket Change / 2018年
ネイト・スミス  /  ポケット・チェンジ

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メセニーのアルバムから、
いきなり35年ワープしてネイト・スミスのご紹介。

だって今度のメセニー来日時、
いっしょに演るのがこのヒト
なんだから。

意外な組みあわせにビックリ。
どんなことになるのか興味津々。

というか、狂おしいほどに見に行きたいライブ。

さてそれはそうと、
ネイト・スミスのこれ、じつにおもしろい。

このアルバム11曲入りだけど、
じつはすべてドラムソロだ、そう1人。

歌っているわけでもない。
かといって、
いわゆるライブで目にするようなドラムソロでもない。

テンポが極端に変化したり、
ブレイクが入ったり、
嵐のように叩きまくったりしているわけでもなく、

曲のタイトルがちゃんと付いているとおり、
一つ一つがちゃんと楽曲なのだ。
トラックと呼ぶのかな。

このアルバムについて検索しても、
日本語の解説が見当たらないので、
オイラはそこで挫折、詳しくは分からない。

オイラみたいに 最近ジャズを聴いていて、
ドラムにばかり耳のいくヒトには、
たいへんオススメのアルバムだ。

ライブとかで、ドラムソロとかなると
ついつい退屈しちゃうことも多い。
「はいはい、分かりました」って感じで。

でも、これはむしろ逆。
退屈することなく、ドラムだけを延々と聴いていられる
体が動くし、スリリング。

ダマされたと思って聴いてみて欲しい。
楽しいから、マジ。

このアルバムの意図するところは 何

たぶん、 巷のビート・メーカー(と呼ぶのかしら?)、
トラック・メーカー予備軍なら、
絶対サンプリングなりして、この音源に音を重ねるに違いない。

あるいは、ラッパーも 黙って聴いていられないハズ。
これに自分のリリックを乗せたくなる。

そんなことを意図してのドラマー、ネイト・スミスからの
世界への投げかけなのかもしれない。

そんなことはひょっとして、
Soundcloudあたりでは、
今の若い作り手達にとっては日常茶飯事なことなのかしら、
オイラはよく分からない。

そんなこんなで、
「現代ジャズは、ドラマーが牽引する」派のオイラとしては、
とてもオススメの一枚だ。

オイラ、基本ひとりの職場なので、
伝票書いたり単純作業の時、
よくこれ流してるんだ。

気分はあれですよ。
同じく現代最高峰ドラマーと言われるアントニオ・サンチェスが、
ドラムオンリーで音楽を務めた映画「バードマン」、違うか


Nate Smith – POCKET CHANGE

Pocket Change

 

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  • Nate Smith
  • ジャズ
  • ¥1500
Pocket Change

 

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