Robert Glasper / Covered / 2015年
ロバート・グラスパー / カバード / No.1002
はい、グラスパー続きます。
これは2015年の作品、タイトルの通りカバー集。
考えてみるとジャズのアルバムってカバーだらけなわけだけど、
いまや、オリジナルってのがやはり尊重される。
そしてこれは、あえてのカバード(このアルバムにはセルフカバーもあり)。
グラスパーひさびさの、アコースティック・ピアノトリオでのライブ。
気分はもうブルーノート東京(いったことない)。
グラミー獲った「Black Radio」、
そして「Black Radio 2」と出した後の一枚。
ちょっと、一息入れたって感じかな。
昨日も書いたけど、
グラスパーのアコースティックでのプレイが好きだ。
グラスパーは、というかコンテンポラリーなジャズには、
ドラム、ベースの基本パターンは、もはや存在しない。
演奏者は、カバーといえそこから組み立てないといけないわけで、
そこが最大の妙味というかおもしろさだ。
このトリオという最小の編成は、
そんな妙味をシンプルに味わえる、感じられる。
グラスパーのセンスを味わうがいいさ!
Piano – Robert Glasper
Bass – Vicente Archer
Drums – Damion Reid
Robert Glasper – So Beautiful (Live At Capitol Studios)
Robert Glasper – The Worst (Live At Capitol Studios)