Donny McCaslin / Exile and Discovery / 1998年
ダニー・マッキャスリン / エグザイル・アンド・ディスカバリー / No,1041
いや〜ゆうべの興奮冷めやらぬオイラです。
エエもん観せてもらいました。
ダニー・マッキャスリンBlueNote東京。
この人たち、学生バンド ?! ってくらいのハジけっぷり。
ダニー・マッキャスリンは、とてもマジメで、
腰が低く、誠実で人の良さそうなMCぶり。
でも、演奏はいい意味でラフというかワイルド。
なんつか、
クレイジー = 変態 = 天才 ! をみた。
真剣な狂気とでもいうか。
バンドメンバーもそれに煽られる。
それにしても彼のサックスの平衡感覚は非凡、特出した存在。
いや〜たのしかった。
DONNY McCASLIN @BLUE NOTE TOKYO (2019 2.7 thu.)
さてて、きょうの一枚もダニー・マッキャスリンだけど、
ホッと一息なヤツご紹介。
1998年、ダニー・マッキャスリンの初リーダー作。
オールド・スクール、典型的なカルテットでバリバリの4ビート。
自分的にもひさびさでかなり和んでしまいます。
じつに、気持ちのいいアルバム。
ダニー伸びやかに吹きまくってる。
いま奏法に至る片鱗もそこかしこに感じとれる。
しかし、この人うまい。
ひとつひとつのフレーズに説得力があるし、
それが、よどみなくる紡がれてゆく。
万人にオススメできる一枚。
Tenor Saxophone – Donny McCaslin
Bass – Ugonna Okegwo
Drums – Billy Drummond
Piano – Bruce Barth