Masabumi Kikuchi / Susto / 1981年
菊地雅章 / ススト / No,1062
マイルス・デイビス&フェンダー・ローズつながり、
終わりにすると言っておいてもう一枚だけ、おねがい(誰にじゃ!)。
日本人でマイルス・バンドに在籍したのはケイ赤城で、
菊地雅章は、セッションを重ねただけ。
つながりはちょっと薄いけど、偉大なアルバムなんで。
この作品、おいらジャパン・ジャズの到達点だと思ってる。
発売とほぼ同時に買った、あのときはLPだったけど。
それからずっとながいこと愛聴盤だ。
楽曲的には1曲目、Circle/Line がメインだけど、
フェンダー・ローズのよさが活きているのは特に3曲目「Gumbo」。
イントロから、とろけます。
マイルスぽさから離れ、レゲエのリズムでありながら、
日本的な幽玄さえ感じさせる、これは名曲。
あのショーン・コネリーが出てた、
ブリヂストンタイヤREGNOのCM使用曲です。
当時NYの腕っこきジャズ・ミュージシャンを、
かき集めてつくられたこのアルバム。
一分の隙もないサムライサウンドなり。
Synthesizer,Electric Piano – Masabumi Kikuchi
Bass – Hassan Jenkins
Congas – Aiyb Dieng (tracks: A1, B1, B2)
Drums – Richie Morales
Drums –Yahya Sedfiq
Flute – Terumasa Hino
Guitar – Barry Finnerty
Guitar – Billy Patterson
Guitar – Butch Campbell
Guitar – James Mason
Guitar – Marlon Graves
Percussion – Airto Moreira
Percussion – Aiyb Dieng (tracks: A2 to B2)
Percussion – Alyrio Lima
Programmed,Synthesizer – Ed Walsh
Saxophone – Dave Liebman
Saxophone – Steve Grossman
Masabumi Kikuchi-Circle/Line
Masabumi Kikuchi-Gumbo