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3・8曲目の4ビートが、逆に新鮮!


David Gilmore / Transitions / 2017年
デビッド・ギルモア / トランジション / No.1066

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デビッド・ギルモア、続いてます最新作。

聴いた途端に、このライブ行きたいと思わせる。
なんていうのかな、NYの今があるみたいな。

デビッド・ギルモアが、M-Base 出身であることは前回書いた。
一昔前なら、M-Base てのは変態集団?な感覚があったけど、

変拍子を縦横無尽に使いこなすのは、
いまやコンテンポラリーなジャズの必須条件といった感のある昨今、
デビッド・ギルモアの存在も、いたって普通な気もする。
時代が追いついたとは、このことだ。

ラップを混ぜるわけでもなく、
民族音楽でもなく、サンプラーを多用するでもなく、
やたらとノイジーなわけでもない。
いたって正統なジャズのスタイルであり、探求者。
それが、いまのギルモアなんだと思う。

誰の曲やってもギルモア節炸裂、痛快に弾きまくる。
でも、ハーモニカの曲(作トゥーツ・シールマンス)や
ガットギターでのバラードもあったりして飽きさせない。
まんまライブのような一枚、いい調子!

Electric Guitar – David Gilmore
Bass – Carlo DeRosa
Drums – E.J. Strickland
Harmonica – Gregoire Maret (tracks: 4)
Piano – Victor Gould
Tenor Saxophone – Mark Shim
Vibraphone – Bill Ware (tracks: 8)


David Gilmore Group, Live @ Smalls, Dec 8 2017. “End of Daze”

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