Eric Harland / Vipassana/ 2014年
エリック・ハーランド / ヴィパッサナー / No.1112
さて、エリック・ハーランドのリーダー・バンド “ ボイジャー ” の
お待ちかねの2枚目。
これがまた、また、傑作!
“ ボイジャー ” 1作目の路線をみんなが期待したはず。
しかし、期待を大きく裏切って新たなる地平へ。
明らかにアフター “ ブラック・レディオ ” 、
アフター “ グラスパー ” な語法で造りあげられた作品。
時代を牽引するのは、まじドラマーだ。
正直“ ブラック・レディオ ” 超えのアルバムだと思う。
現代ジャズの新たな到達点。
ま、後出しだからとしても、それでもすばらしい。
“ ブラック・レディオ ”が2012年だから、
その衝撃を受けてジャズ界自体が変化した。
1作目からのメンツ、ハリッシュ・ラグハヴァン、
ウォルター・スミス三世、ジュリアン・レイジ、
テイラー・アイグスティは、ちろん言うことなし。
あらたに加わったギターの二ア・フェルダーも
独自の異空間を見事に演出した。
もう一枚くらいは、前作路線も欲しかったけど、
ハーランドやるね〜シビれる〜瞑想!
“ Vipassana ” とは、
「ものごとをありのままに見る」という意味のヴィパッサナーは、インドの最も古い瞑想法のひとつです。この瞑想法は、2500年以上前に、インドで、すべての人に共通する病を癒す普遍的な治療法、「生きる技」として指導されました。
Drums,chorus – Eric Harland
Bass – Harish Raghavan
Guitar – Julian Lage(2,5,6,9,11)
Guitar – Nir Felder(1,7,8,10,12)
Piano – Taylor Eigsti
Tenor Saxophone – Walter Smith III
Vocals – Chris Turner
Eric Harland Voyager – “Singularis”
Eric Harland – Relax