Blue Note All-stars / Our Point Of View / 2019年
ブルー・ノート・オールスターズ / アワ・ポイント・オブ・ユウ / No,1119
昨日同様、新しい年号のはじまりにふさわしいアルバムを、
と思ったけど、それらしいものは思いつかない。
ということで、平成にも令和にも1ミリも関係ないけど、
おめでたそうなアルバムを紹介。
こちらは、ブルーノート・レーベル設立75周年を記念して結成された
ブルーノート・オールスターズ。
そりゃ、力入ってます。
ブルーノート・オールスターズと銘打つかぎりは半端なメンツは当然いない。
中堅から若手、これからのブルーノートいや、
これからのジャズ界を背負って立つメンバーなワケです。
当然ながらロバート・グラスパーが中心、
とすればベースのデリク・ホッジは欠かせない。
ペットにはアンブローズ・アキンムシーレ。
マーカス・ストリックランドのサックス、
ケンドリック・スコットのドラムと異論無し。
そして伏兵(失礼!)ギターのリオーネル・ルエケ。
もう、いやがおうにも期待は高まるけど、
かなり、いいんです。
チャラッっと会わせた顔見せ興行じゃないんです。
かなり、ガチなんです。
たぶんグラスパー関連への、ソロが少ないとか、
インプロじゃないとか、
ただのヒップホップだとか批判へのアンチテーゼなのか。
これでもかと正面からやって来る。
特に驚いたのは、リオーネル・ルエケのギター。
彼がソロ引き出した途端に空気が変わる。
彼のアルバムでも感じなかった新しいものをビシバシ発信してる。
オマケ(と言ってはたいへん失礼だけど)に
ハービー・ハンコックとウェイン・ショーターも一曲参加してる。
聴き応えあり、あり!
新しい時代の幕開け、ズドーンと受け止めてください。
Piano,Electric Piano – Robert Glasper
Bass – Derrick Hodge
Drums – Kendrick Scott (tracks: 1-3, 5-10)
Trumpet – Ambrose Akinmusire (tracks: 2-10)
Guitar – Lionel Loueke (tracks: 1-3, 5-10)
Vocals – Lionel Loueke (tracks: 5, 6, 9, 10)
Tenor Saxophone – Marcus Strickland (tracks: 2, 3, 5-10)c
Soprano Saxophone – Wayne Shorter (tracks: 7)
Piano – Herbie Hancock (tracks:7)
Producer – Don Was, Robert Glasper
↓ それにしても、この動画のドン・ウォズ(ブルーノート社長)の
満足げな雰囲気、クッ〜!
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