Punch Brothers / Who’s Feeling Young Now / 2012年
パンチ・ブラザーズ / フーズ・フィーリング・ヤング・ナウ / No,1152
“ パンチブラザーズ ”
めっちゃベタな名前のブルーグラスバンドだけど、
先週紹介、ブラッド・メルドーとのデュオ・アルバム
の相棒、クリス・シーリが所属するバンド。
このバンド、バカ・テク、かっこいい。
ウィキには、プログレッシブ・ブルーグラス・バンドなんて
書いてあったりもする。
(そういうブルーグラス・ジャンルがあるらしい)
まあオイラ、
もともとブルーグラスやカントリーをよく知らないわけだけど、
聴こえて来る音楽は、想像するものとは別次元。
使っている楽器がアコースティックで、ブルーグラスな楽器というだけで、
奏でられているのは、現代的なポップス、というかロック。
いや、それらを超えた何かだ。
クリス・シーリは、もちろんメルドーとも長いけど、
クラシック畑の人とよくコラボしてて、
ヨーヨー・マとも幾度もアルバム出してる。
昨日のガブリエル・カハネもそうだったけど、
ジャンルを越境して活躍、あるいは、
ジャンルわけできない存在の人が増えてきた。
いろんなものが、ミックスされて、
新しいものが生みだされてゆく状況は、とてもワクワクする。
伝統は大事だけど、その範疇から出ようとしない作り手、
また、受け手というのは、やっぱりダサいかも。
とにかく、まあ1曲目のカッコよさ。
スピード感とリズムのバリエーション、
緻密な構築力にシビれておくれ。
Punch Brothers
Banjo, Vocals – Noam Pikelny
Bass, Vocals – Paul Kowert
Fiddle, Vocals – Gabe Witcher
Guitar, Vocals – Chris Eldridge
Mandolin, Lead Vocals – Chris Thile
Punch Brothers – “Movement And Location” Who’s Feeling Young Now? Preview
Punch Brothers – “Who’s Feeling Young Now?” Live at Rockwood Music Hall